まちゼミねりま 講座の様子
2019年開催の講座
講座名:世界のボードゲームを知ろう!!
店名:goonie cafe
江古田駅北口の「goonie cafe」は、300種類ものボードゲームで自由に遊べるカフェです。まちゼミでは、「世界のボードゲームを知ろう!!」という講座が開催されました。
日曜日の午前中ということもあり、14名の受講者中、中学生以下のお子さんが5名。ご家族揃っての参加もありました。皆さんに共通するのは、ボードゲームが好きなこと。自宅で人生ゲームなどをすることはあっても、ボードゲームカフェに来るのは初めて、という方が大半でした。今回のまちゼミは、「興味のある場所に行けるチャンス!」となったようです。
カフェを運営する清水ショウタロウさんから、お店の紹介やボードゲームの魅力などのレクチャーを受けたのち、ゲームにチャレンジ。2つのテーブルに分かれ、10分前後で決着がつくゲームを各テーブルとも2つ楽しみました。ルールに沿って言葉を説明したり、当てたり、絵札を取ったりする中で、初対面の方とも、すぐに打ち解け合い、笑いが起こったり、難問に答えれば拍手をしたり。「対面式で豊かなコミュニケーションが楽しめるのがボードゲームの魅力です」と、清水さんが言うように、ワイワイと賑やかな時間になりました。まちゼミの終了後も、2人の小学生は興味のあるゲームの箱を空けて中身をチェックするなど、楽しそう。とても初対面とは思えませんでした。
一人でも、グループで来ても遊べて、未知のゲームを試すこともできるボードゲームカフェ。清水さんは、「最初は敷居が高いかもしれませんが、楽しい場所だということを知ってもらうきっかけになればと思い、まちゼミに参加しました」と話します。その思いは受講者の皆さんも同じ。「大勢でゲームをするのは楽しい」「家族でも楽しめる場所になりそう」「初対面の方とも、こんなに楽しめてよかった」と、大満足の様子でした。
2019年開催の講座|2019年07月10日更新
講座名:からだにやさしい離乳食講座
店名:富士見台自然食品 スギモトや
富士見台の「富士見台自然食品 スギモトや」で、「からだにやさしい離乳食講座」が開催されました。受講者は大人4名と生後8か月のお子さん1名。これからパパになる方や、出産を控えた友人の力になりたい方など、それぞれの関心を持って受講されています。そのため講座内容も、皆さんの関心を網羅したものになりました。
管理栄養士として、保健所の離乳食講座でも講師を務める坂井宏美さんは、赤ちゃん代わりの人形も使い、わかりやすく説明していきます。一般的な離乳食講座と違うのは「からだにやさしい」こと。坂井さんは、仕事を通して食品の安全に関心を持ち、無農薬栽培を知り、ご自身も長野で無農薬の野菜を育てています。無農薬のホウレンソウは、柔らかでエグミもないことなど、実体験に基づくお話は説得力もバツグン。離乳食だけでなく大人も食の安全に目を向けてほしいこと、そのために無農薬・有機栽培の野菜や調味料があることを伝えました。
離乳食を知ることを目的に受講された方も、一般的な農薬を使って作られている野菜と無農薬野菜の味の違いや、大量栽培のためには種から管理されていることなどを知り、自然食品への興味も高まった様子。「これからは自分の食事も見直したい」「父親教室を受講する前に、十分な予習ができた」などの感想が寄せられました。小さなお子さんが一緒にいたこともあって、温かな雰囲気の講座となりました。
2019年開催の講座|2019年07月10日更新
講座名:作って食べる!そばがき体験
店名:そば処 花月庵
武蔵関の「そば処 花月庵」にて、「作って食べる!そばがき体験」が開催されました。そばがきはそば粉をお湯で練ったもので、その歴史は麺よりも古いとのこと。今回の講座は受付開始1時間で定員締切となり、その後も多くの問い合わせがあり、「まちゼミ」の人気の高さに店主の小山淳一さんも大変驚かれたそうです。
まず、そばがきやそばの歴史を小山さんがレクチャー。江戸の三大のれんと言われる「砂場」「更科」「藪そば」の3つの蕎麦屋の店名の由緒は、「へぇー」と思うような内容で、7名の受講者も感心することしきりでした。
そばがきには、熱湯で練る「椀がき」と、鍋で火にかけて作る「鍋がき」の2つの作り方があり、今回は「鍋がき」を体験。お店の鍋と卓上コンロを使い、まず、小山さんが作り方を示し、その後、一人ずつそばがき体験を行いました。そば粉を素早く練るのがコツですが、火にかけると固まるのも早く、意外と力がいるそう。そんな力加減も実感しながら、自作のそばがきを生醤油やお店のそばつゆを餡状にしたものなど、いくつかのタレでいただきました。また、小山さんが「椀がき」を作り、受講者にふるまいました。「鍋がき」との味わいの違いもわかり、美味しくて、中身の濃い講座となりました。
受講者からは、「もっちりとして美味しい」「そば粉を手に入れて、また作りたい」「お店のファンなので、今日はいつもと違う体験ができた」と満足そう。また、まちゼミの開講から1週間ほど経ち、他の講座も受講した方からは「食べ物の講座は楽しみが多いですね」との声もいただきました。
2019年開催の講座|2019年07月10日更新
講座名:初めてのビリヤード体験講習
店名:Pool & Darts café “side”
桜台にある「Pool & Darts café “side”」にて、「初めてのビリヤード体験講習」が開かれました。講師を務める店長の栗原信祐さんは、日本プロポケットビリヤード連盟所属のトーナメントプロ。カルチャースクール講師としても経験豊富です。
6名の受講者は、店内のビリヤード台の周りに集まり、まず「ナインボール」「エイトボール」といった基本的なゲームのルールを教わり、次に、玉を突くキューを持って実技指導へ。栗原さんは一人ひとりの構え方をていねいに見て回ります。手玉と的玉の関係性など、より実戦的なレクチャーを行った後、実際に手玉を打つところまで行いました。
ゲームを楽しむ一歩手前の段階ですが、栗原さんは「基礎的なことを知らないと、なかなか狙った方向に打てるようになりません。今日学んだ知識があれば、どこかでビリヤード台に出会っても、自分から遊べるようになりますよ」とのこと。もっとビリヤードを楽しみたいという方に向けて、お店ではグループレッスンの開講準備も進めており、受講者の関心を集めていました。
受講者から「旅先でビリヤード台を見かけて、一度やってみたいと思っていた」「説明がわかりやすかった」「意外と奥深いものだということがわかった」などの感想が寄せられました。本格的なビリヤード場は年々少なくなっており、その意味でも貴重な機会となりました。1時間のまちゼミで、ビリヤード未経験者から初心者になれた充実した時間だったのではないでしょうか。
2019年開催の講座|2019年07月10日更新
講座名:初心者でも簡単!くつ磨き
店名:Workshop SOLE
下石神井の「Workshop SOLE」にて、「初心者でも簡単!くつ磨き」が開催されました。講師を務めるのは店主の井口栄洋さんです。
6名の受講者の皆さんは愛用の靴を持参。店舗2階のミーティングスペースに、クリーナーやクリーム、ブラシなどが準備され、井口さんが靴磨きの手順や道具の特徴などを説明し、受講者それぞれが靴を磨いていきます。
今回の受講者は全員が男性。「まちゼミを受講するのは初めて」という方がほとんどでしたが、どなたも靴磨きにかなり興味をお持ちの方ばかり。「色が落ちたところはどうすればいい?」「ツヤよく仕上げるには?」と、受講者からも積極的に質問が出て、井口さんは現物を見ながらアドバイスをしていきます。「100円ショップの髭剃り用のブラシの毛を短く揃えて、クリームの色別に使っている」「茶系の靴で自分の靴色に合うクリームがない時は、茶と黒のクリームを合わせて色を作る」など、プロの技も伝授。すぐに使えるアイデア満載の講座でした。
受講者から、「日頃は玄関の隅っこで一人で黙々と磨いているけれど(笑)、みんなでやると楽しい」「いつもよりもずっとキレイに磨けた」と、大満足のコメント。井口さんも「プロのコツも惜しみなくお伝えして、皆さんに喜んでいただきたい。きれいに磨ければ、人にも話したくなって、靴磨きの面白さが多くの人に広まるきっかけになりますから」とのこと。まちゼミ以外でも、靴磨きワークショップを行うことを検討しているそうです。
2019年開催の講座|2019年07月10日更新